善福寺の大椿
2010年 04月 02日
昨日の山陽新聞に、善福寺の大椿が、たくさんの花を付けて今が見頃と出ていたので、午後から見に行ってきました。
ブルーラインの虫明インターを降りて、西大寺方向に戻りますが、入口が分り難い。
道路の右手側に案内板を見つけたのですが、通り過ぎてしまった。
引き返して路地に入っていきますが、狭くて神経を使います。
すぐに善福寺の駐車場に到着。
見上げると、椿の大木が聳え立っています。
通常 ヤブ椿は花びらが5枚なのですが、8枚あるのが特長だそうで、八重に見えます。
さすがに傷みが激しくなったので、治療を受け、ピートモスで保護
地域のみなさんに 大切に保護されています。
緑の葉を覆い隠すように、びっしり花が付いていて美しい。
600年も良く頑張って立っていますね。
下に見えるは お地蔵さま、と書いておかないと分からないかも^^
初めて知りました。
お地蔵さん分かりますよ。
我が家の藪椿は5枚ともう一枚小さいのがあり6枚です。
もう花は全て散りました。
今日も教室で花見兼屋外スケッチでした。
まんのう森林公園へもう満開でした。
天気はよくなかったので寒かったです。
皆さんブルブル震えながら描いてました。
でも楽しんでましたよ。
小生ハガキ大5枚描きました。今年はこれで18枚です。
あと日曜日の直島で何枚描けるか。楽しみです。
《善福寺大ツバキの由来》
邑久郡邑久町福谷2860。樹種はヤブツバキ、推定樹齢600年、樹高6.9米、枝の広がり11.7米、幹周りは2.3米、これほどの巨木は、岡山県下でも珍しいとされている。又、善福寺は、戦時中は境内が芋畑として耕作され、戦後は本堂が幼児教育の場として使用された。
そんな地域の変遷を見守って来た大ツバキは、現在、地域の人びとで組織する善福寺椿保存会が温かく守っている。数年前樹勢が衰えた時には、樹木医の診断のもと、根元に寄生していた悪性のキノコを取り除き、防腐剤を注入した。又、樹木活性化の為、平成十三年に土壌改良を施す。
毎年、四月上旬になると、ヤブツバキには珍しい八重の美しい花びらをつける。このツバキに地域の人びとは、ひとかたならぬ思いを寄せている。尚、このツバキの蜜を吸うと幸せになると言われています。
平成十三年五月 善福寺椿保存会
★ 余談ですが、この大椿が包帯を巻かれる前の写真が、西大寺の病院、一階エレベーター近くの壁にかかっています。